第1ステージ MTB
6時にスタートだが、あまり緊張感がない。
最後尾からのんびりスタートとなった。
マウンテンバイクのステージは、30kmくらいだと思われるコース。
最初の舗装路は、ほんとに楽しいサイクリング。
そんな訳は、ない。
やっぱりきた だらだら登る坂。砂利道。14kmくらいある。
雨は、時折、降る。
ぬかるみと砂利は、思うよう進まない。時速6km〜8km
すべる、踏み込みすぎるとスリップする。
前がつかえる
自転車から降りて押す、また乗るを繰り返す。
どこまで続くのこの坂道、うんざりする。
ようやく頂上へ着く。3人そろって今度は下りだ。
楽と思いきや、とんでもない。
砂利道の下りなのですべる。 ハンドルに来る振動も、すごいストレス。
3人のバイクの差出たようだ。Wサス・フロントサスのみ・サスなし
やはりWサスは、必要だ。
下りで岸さん落車。砂利にすべったようだ。
今回は、荷物を持たずにこのステージだけは、行けた。
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第2ステージ トレールラン
ステージの合間は、最低15分間休まなくては、ならない。
15分は、意外と短いものだった。
雨で泥だらけなので、着替えたい
もうこの後は、ゴールまで装備の補充もできない。すべての行程の荷物を背負っていかなくては、ならない。
汚れた服を着がえ、靴下も履きかえる。そうしてるうちに15分は、経ってしまった。
6分ロスしてスタート。先は、長いし、12時間あるんだし、ゆっくり行こう。
ランは、最初は、舗装路3kmくらい走り、林道に入って行く。コース全体は、12kmくらいかな。
登りがきついと歩いた。
とにかく無理は、しない。
あまり心拍も上げず楽しめた。
いつしか森深く入っていく。
樹木と草の香りが、とても濃く 濃縮森林浴である。
川に沿って上流へ向かって行く、次のステージでは、この川を下ってくるのである。
第3ステージのトップ選手とすれ違う。
どういうふうに下ってくるのか、ちょっと見学。
だんだん森の奥に行くとゴールが近づいてきたのを感じる。
ふと見る周りの景色は、すごい自然の森林である。
熊が出てきてもおかしくないところだ。
感激!!
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第3ステージ リバートレック(沢下り)
トラジションの15分間でウエットに着がえて準備する。
主催者の給水の準備などなかった。せまい所で、下は、濡れている。立ったまま着替える。
3人そろってスロープをロープをつたってスタート。
水は、やはり冷たい。
いきなり足がつかない、泳ぐ場面。ザックをしょいながら泳ぐ。
直後、転倒! ひざと手のひらを強打。
激痛 まわりは、岩だらけ 転べば痛い。
IとKは、水を得た魚のように前を行く。
やはり、すべる岩が こわい
人生経験豊富なIは、ひとつの石を信じず、たえずすべった石に足を乗せたら、次の石を物色しながらうまくすすむ。
Kは、猿のように軽々とくだって行く。
履いていた靴下を脱いで靴の上からはかせる。
すべらなくなった。
だんだんすべる石の区別もでてきた。
でも、あちこちぶつけてる。
川の水は、きれいだから飲める。山からの湧き水は、たくさんある。
昨年のレースは、このステージが長かったらしい。
距離は、そんなにないけど、時間は、かかるステージだ。
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第4ステージ カヌー
当初の目標の第4ステージまできました。
湖を1周3kmを2周回するコースでした。
2人艇のカヌーでしっかりしたもので思ったより安定してました。
Iが2周 MとKが1周づつのりました。
スピードは、速いとは、言えませんがそれなりにまっすぐすすめました。
静かな湖畔をオールで水をかく音と風の音。
いい気分でした。
このステージでやめるかどうかで3人は、もめました。
早く温泉につかってビールを飲みたいと主張するK。
まだ、時間は、あるから次のステージへ行こうと M。
でもたしかにもう ここまで7時間以上かかっているので、疲労もあります。
最後には、ここで止めたら 東京へ帰ってから何を言われるかわからないとI。
結局、この掲示板のみんなのサポートのおかげで次のステージに進む事となった。
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第5ステージ トレールラン&アスリートクライム(沢登り)
第2ステージの最初のコースの往路を少し走ります。快適で楽なコースです。
第5と第6は、距離も短いし、楽に行けるような気がしました。
しかし、そんな訳ないよな−
途中から沢に入ります。その時。第6ステージを終えたグループに会いました。
「すげー おもしれえ!!」と叫んでいました。
その時は、その意味を知る由もありません。
沢登りは、水量も少なく、第3ステージのように、ウエットを着る程でなく、そんなにぬれません。
しかし、これぞアドベンチャーというコースです。
崖あり、森あり、川あり 道なき道を行く感じです。
冒険映画のロマンシングストーンみたいな秘境を進む感じに少し似ている感じがしました。
ミャンマーの山奥に入って石像がでくるようなイメージです。
実際は、石像は、ありませんが、せき止めた川からの滝があったりして わくわくですよ。
I氏は、冒険心をくすぐられるコースに 子どもに返ったようにおおはしゃぎでした。
それとは、反対に疲労感は、どんどんやってきます。
猿のようなK氏と後半元気になるI氏にひっぱられながら進みました。
第4で止めずよかったと3人は、感じました。
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残すは、最終ステージ。
下り坂7km制限時間まで1時間40分くらい。
完走は、まちがいないと思っていた。
しかし、自分は、かなりの疲労している。
3kmくらいは、ゆるやかな林道を下った行く。
これなら 完走できると思った矢先
そんなに甘くは、ないのがアドベンチャー
林道からひとつ下の別の林道へ移るのに崖をロープで下って行くって ステージ出発前のスタッフに聞いていた。
林道のガードレールをまたいで下へ降りる。
どこに道があると言うのか
また、森の中に入って行く。
沢下りですべり止めに靴下を使用したので、それ以後 素足に靴を履いている。
容赦なく、靴の中に小砂利が入ってくる。
靴の中は、マラカス状態。シャリシャリ音がする。
道がないと 思いきや、コースに枕木がある。
ときおり、トンネルやら、鉄道跡の橋など渡る。
昔、トロッコの通っていた道の後なのだろう。
とても走れる道では、ない。時間がたつ。疲労困憊。
Iの気合とともにがんばる。
完走できた。
ほんとうにうれしい!!
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